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ソフトクリエイト ハードの粗利率を改善 見積もりや購買を効率化
2005/07/18 21:45
週刊BCN 2005年07月18日vol.1097掲載
従来は、顧客企業から注文を受けた営業担当者が個別にディストリビュータやメーカーの仕切り値を調べて見積もりを出していたが、昨年5月から見積もり専任の担当者を配置し、見積もり作成の集中化・定型化を推進。昨年度はハードウェア事業の粗利率を1%余り改善することに成功した。
今年度は、見積もり作成手順の定型化をさらに進め、顧客の引き合いに応じて「内勤の営業アシスタントが迅速に見積もりを出せる」(中桐雅宏・IT営業部門担当取締役)体制を築き、ハードウェアの粗利率向上をさらに徹底する。営業担当者の見積もり作業にかかる負担が軽減され、営業活動に専念できる効果も期待している。
ディストリビュータなどに見積もりを依頼することもできるが、「出てきた価格が一概に市場最安値という保証はない」(古川修宏・IT営業部課長代理)ことから、仕切り値の安い独自ルートによるハードウェア調達に努めている。
同じ商品で、他社より1円でも安い価格を提示することが「顧客の信頼を勝ち得る」(同)と価格優位性を重視すると同時に、ハードウェア事業の粗利率を高めることで、会社全体の収益力向上に結びつける。
同社のハードウェア販売を中心とするITインフラ提供事業は、昨年度ベースで単体売上高の約28%に相当する19億円を占めており、仮に粗利率を1%改善すると単純計算で粗利が1900万円増える。
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