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システムアドバンス 指紋認証装置付きHDD開発 年間3万台の出荷見込む

2005/06/20 21:42

週刊BCN 2005年06月20日vol.1093掲載

 ソフト開発のシステムアドバンス(宇野博幸社長)は、指紋認証装置が付いた外付けハードディスクドライブ(HDD)「フィンガープリントアクセス」を6月下旬にも発売する。

 価格は容量20ギガバイトで3万1500円。宇野社長は、「生体認証機能の付いた外部記憶装置はUSBフラッシュメモリが多いが、外付けHDDタイプのものはない」と自信を示しており、発売後1年間で3万台の出荷を見込んでいる。オンラインショッピングサイトでの販売のほか、販売代理店となるパートナーも募る方針で企業や自治体を中心に売り込む。

 同社は、今年4月にUSBフラッシュメモリの指紋認証装置を発売し、ソフト開発、業務アプリケーションのASP(アプリケーションの期間貸し)サービスビジネスに加え、セキュリティ事業を開始した。宇野社長は、「生体認証製品だけでなく、認証機能のセキュリティ機器もリリースの予定がある」と、今後もラインアップを増やし、セキュリティビジネスを拡大させていく方針を示す。

 「フィンガープリントアクセス」は、パソコンへのアクセス制御とデータの暗号化を行える外付けHDD。台湾のパソコン周辺機器メーカーと共同開発した。

 外付けHDDドライブに組み込んだ指紋認証装置に指紋をかざし、登録した指紋と合致すればパソコンを操作でき、また暗号化したデータを復旧することができる。万一、パソコンや外付けHDDを紛失しても、データが漏れる心配がない。指紋は10個まで登録することできる。
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