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ソフトブレーン 中小企業向け販売パートナーを2.5倍 関連事業で今年度6億円目指す
2005/03/14 21:35
週刊BCN 2005年03月14日vol.1080掲載
「eセールスマネージャーMS」は、営業スタッフ20人以下の中小企業を販売ターゲットに位置づける。大手・中堅企業向けの「eセールスマネージャー」は、カスタマイズなどに対応するパッケージソフトだが、「eセールスマネージャーMS」はASP(アプリケーションの期間貸し)方式で提供する。月額課金制であるため安定した収益源になる。
販売パートナーは、これまでの大手・中堅向けチャネルとは別に構築する。大手・中堅向けの販売パートナーは大手システムインテグレータが中心だったが、中小向けの販売パートナーは地域密着のシステムインテグレータや事務機器販売、測量機器販売などが中心になる見込み。すでに、削減ネット(福岡市)や千葉測器(千葉市)など約20社が販売パートナーとして活動しており、「今年度末までに全国都道府県をカバーするため50社程度に増やす」(同)方向で、販売パートナーへの参加を働きかけている。
eセールスマネージャーは、IBMのアプリケーションサーバーなどのミドルウェアに対応していることから、日本IBMの販売パートナーの一部も販売活動に加わる動きを示している。
「eセールスマネージャーMS」の受注社数は、今年に入り毎月70社規模で推移しており、販売パートナーが増えれば今年度末までには「受注ベースで1000社」(松田副社長)に達する手応えを感じているという。ソフトブレーンの今年度の連結売上高は約40億円の見通し。「eセールスマネージャーMS」関連の売上高は、このうち約15%の約6億円を占める見込み。
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