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日本IBM IWCT対応アプリ大幅拡充へ 来年度末に50種類に増やす
2005/02/28 21:32
週刊BCN 2005年02月28日vol.1078掲載
IWCTとはクライアントの運用コストの削減や高いセキュリティ環境を実現するリッチクライアント環境のプラットフォーム。国内でシェアを持つ有力なERP(統合基幹業務システム)やCRM(顧客情報管理システム)などの業務アプリケーションベンダーのIWCTへの対応を働きかける。05年秋頃に発売予定の次期ロータスノーツがIWCT対応を予定している。
IWCT対応の業務アプリケーションが増えれば、同一プラットフォーム上で稼働する次期ノーツなどとの連携が容易になり、「顧客の利便性は大幅に向上する」(日本IBMの澤田千尋・ソフトウェア事業ロータス事業部事業部長)と、IWCT対応アプリケーションが増えることがノーツのシェア拡大に結びつくと考える。すでに有力ISVなど数社と話し合いを始めているという。
一方、ノーツの販売パートナーなどがこれまで開発してきたノーツ上で稼働する業務アプリケーションは約100種類ほどある。これらは、次期ノーツ上でも引き続き使うことができる。「ノーツが蓄積してきたアプリケーション資産は、プラットフォームが変わっても継続して使える」(同)と、資産保全にも力を入れる。
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