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日興通信 ICタグで重要書類を管理 05年度に50億円の売り上げ狙う
2005/01/24 21:28
週刊BCN 2005年01月24日vol.1073掲載
同システムの特徴は、書棚に組み込んだICタグの読み取り用アンテナと、書類を収めるホルダーに装着したICタグを組み合わせ、自動的に書類の所在確認や入出庫管理が行える点。入退室管理や利用者認証などセキュリティシステムと連動させることで、重要書類の紛失や不法持ち出しなどを防ぐことができる。
鈴木社長は、「今年4月からの個人情報保護法を前に、企業は情報漏えい防止に一段と関心を高めている」と、顧客ニーズがあることを挙げており、「個人情報を含む重要情報の漏えい防止を前提とした書類管理を実現した」と自信をみせる。
価格は1棚あたり100万円から。同社では、個人情報に関する重要書類を大量に保管している金融機関などを中心に販売のアプローチをかけている。「引き合いベースでは、当システムを含めた案件が1億円以上のものが多い」としている。
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