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日本ビジネスコンピューター 自社ERPのJava版開発へ 今年度の開発投資は1億円
2005/01/24 21:28
週刊BCN 2005年01月24日vol.1073掲載
エンタープライズビジョンは、既存の財務会計や販売物流、人事給与、生産管理などの業務アプリケーションを今年度から統合してシリーズ化したもので、これまでは主にIBMの統合アプリケーションサーバー「iシリーズ」に対応していた。
だが、大型のUNIXサーバーから低コストで運用できるPCサーバーへのダウンサイジングが「本格化している」(近藤隆司・マーケティング製品営業企画兼ソリューションコンピテンシーセンター担当)ことから、Java版のエンタープライズビジョンの開発を決めた。なお、iシリーズ対応のエンタープライズビジョンの開発も引き続き力を入れる。
PCサーバーは、IBM「xシリーズ」をベースとして位置づけ、基本ソフト(OS)としてLinuxやウィンドウズ、業務アプリケーションとしてJava版のエンタープライズビジョンを搭載して顧客企業に提案する。
2月上旬には、UNIXサーバーなどからのダウンサイジングを検証する「ソリューション・コンピテンシー・センター(SLCC)」を東京都内に開設する。SLCCでは、JBCCの約250社の販売パートナーや顧客企業に向けて、PCサーバーへの移行やJava版エンタープライズビジョン導入のメリットなどを訴求する。来年度以降、名古屋や大阪にも同様のセンターを開設する予定だ。
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