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大興電子通信 アウトソーシング拡大に注力 2-3年以内に売上高の10%へ
2005/01/10 21:28
週刊BCN 2005年01月10日vol.1071掲載
これまでASP方式によるEDIシステムは、主に富士通のデータセンターを活用してきた。2005年度(06年度3月期)以降は、EDIシステムの中でも中小規模の案件から順次大興電子通信グループのデータセンターを活用する方法に変える。
具体的には、グループ企業でソフトウェア開発の大和ソフトウェアリサーチ(湯本勲社長)などにアウトソーシング事業を委託し、グループでのアウトソーシング受注能力を高める。
大興電子通信は、システムインテグレーションを中心に事業拡大を図ってきたものの、これからの収益基盤の安定化に欠かせないアウトソーシング事業の構成比は小さかった。今後は、EDIシステムだけでなく顧客企業の基幹業務システムなどを一括してアウトソーシング受注することも視野に入れ、受注体制や営業体制の整備を進め、アウトソーシング事業の拡大を狙う。
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