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PCA PC、プリンタとセットで NPO向けソフトを販売
2004/08/02 21:07
週刊BCN 2004年08月02日vol.1050掲載
NPO法人の会計システム用セットは、導入サービス(有料)を加え「NPO支援パックサービス」(仮称)として拡販する。日本ヒューレット・パッカード(日本HP)のパソコンとリコーのプリンタを組み合わせ、オリックスとリース契約を結び導入。販売は、PCAの子会社でソフト販売のケーイーシー(KEC)で、同社が有料の導入指導サービスも行う。
NPO会計は、特定非営利活動促進法の「特定非営利活動法人の会計の手引き」に準拠したソフト。収支計算書や貸借対照表、財産目録などの計算書類を作成できる。3年前に発売し、パソコン量販店や公認会計士を通じて累計約1500本を販売した。だが、「当社調べで、NPO法人1団体当たりのパソコン保有は1、2台。その多くは宣伝用のPOPや会報作成に使われ、会計業務に利用する余裕がない」(亀井俊宏・営業本部企画室係長)と、ハードと合わせた安価な会計システムでないとNPOに行き渡らないと分析している。
セット販売価格は、リース契約で月8000円以内で提供する計画。KECが行う導入指導サービスは4時間で、訪問指導が5万円、集合研修が3万円を予定している。
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