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JBCC BSCを買収、サプライ事業強化

2004/06/14 20:49

週刊BCN 2004年06月14日vol.1043掲載

 日本ビジネスコンピューター(JBCC、石黒和義社長)は、サプライ品事業を展開するビー・エス・シー(BSC)の全株式を取得し、サプライ事業を強化する。

 BSCは、1976年に日本ビルサービスにより設立されたビー・エス・コンピューターサービスが前身。コンピュータ関連のサプライ品・周辺機器や文具、オフィス用品に加え、ビル清掃用品、資機材販売も行っている。現在、日本アイ・ビー・エム(日本IBM)のサプライ品の取り扱い量は国内最大規模。

 JBCCは、4月16日に日本IBM系ITサプライ会社であるアイキャス(ICAS)の株式も取得している。今回のBSCの株式取得により、JBCCグループのサプライ事業は従来からの連結子会社であるジェイビーシーサプライ(JBCS)と合わせ、昨年度(2004年3月期)の売上高30億円規模から一挙に100億円規模のビジネスになる。

 今後は、JBCS、ICAS、BSCの相乗効果を発揮し、中期的に売上高150億円規模のサプライビジネスへの拡大を目指す方針。
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