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ホライズン・デジタル・エンタープライズ Linuxサーバー管理ソフトが好調 約1000自治体に導入
2004/05/17 20:47
週刊BCN 2004年05月17日vol.1039掲載
「HDEコントローラーLGエディション」は、自治体LANとLGWAN(総合行政ネットワーク)を結ぶゲートウェイサーバーの管理に特化したLinuxサーバーマネジメントソフト。ウェブブラウザ上から簡単な操作で、LGWANを利用するために必要なDNS(ドメインネームシステム)やファイアウォールの設定と、ユーザーアカウントの一括管理が行える。サーバーの常時監視により、システム障害が起きた場合に管理者にメールで知らせる通知機能や、OSの自動アップデート機能などのセキュリティ機能も強化した。
小椋社長は、「(自治体は)情報システムの構築が一般企業よりも遅れ、また、システムが複雑化していないため、Linuxが一般企業よりも容易に受け入れられている」と、信頼性やサポート面で不安を抱き導入が進みにくい一般企業との違いを話す。「Linuxは従来に比べ安定感が増し、特別なOSではなくなった」と話しており、自治体だけでなく一般企業でも急速に普及すると予測する。HDEは1996年の設立以来、Linux上で動くソフトウェアの開発・販売に絞って事業展開している。「HDELinuxコントローラー」は00年から販売を開始し、これまで企業など約5万社・団体に導入した実績を持つ。現在のバージョンは5世代目にあたり、5月26日には最新版となるバージョン3.5をリリースする予定だ。
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