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マイクロソフト 業務アプリケーション進出に意欲 CRMやERPなどの価格性能比を重視
2004/04/12 20:44
週刊BCN 2004年04月12日vol.1035掲載
先行する業務アプリケーション開発大手のSAPやオラクルと比較して、「マイクロソフトはより安価で、顧客に最適なテクノロジーを提供する。テクノロジーは限られた顧客だけに提供するべきものではなく、パソコンで個人の生産性が高まったように、より多くの人が使えるようにするべきだ」(アヤラ・シニアバイスプレジデント)とし、価格性能比で優位に立つ方針。
マイクロソフトのビジネスパートナーのなかには、自前でCRMやERPなどを開発している企業もある。これらパートナーとの競合については、「開発ロードマップをビジネスパートナーと完全に共有することで、当社がどの分野に、将来、投資をしていくのかの情報を公開していく。業界のリーダーとして、規律正しく、信頼できるパートナーであり続ける」と、開発ロードマップを共有し、マイクロソフトの投資先を事前に明らかにすることで、パートナーとの摩擦を極力避けていく考えだ。
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