凸版印刷（足立直樹社長）は、商品情報データベース（DB）システム「GAMEDIOS（ガメディオス）」シリーズの最新版「GAMEDIOS for Distributor」を開発。主として流通企業（通販・卸・小売り）向けに販売を開始した。

　新製品は、流通企業における取り扱い商品の情報管理の課題である顧客・取引先別、媒体別、キャンペーン別などでの情報管理が可能。クロスメディアによる効率的な広告・宣伝活動や、電子購買システムへの商品情報提供など、最新のビジネス環境に対応する機能も搭載している。

　主な特徴は、①商品マスタカタログをもとにして、個別の顧客・取引先向けの品揃えや価格設定を行った、個別商品カタログデータをいくつも管理することが可能、②商品マスタカタログの更新を個別商品カタログデータに自動的に反映させるDBリンク機能搭載、③電子購買システムフォーマット対応、④従来の「GAMEDIOS Version4」の機能を継承、⑤チラシやカタログのほか、CD－ROMカタログ、ECサイトへの適切なフォーマットでのデータ提供が可能――など。

　価格は、システム一式が1500万円から。「GAMEDIOS3、4」からの追加費用（オプション）は、200万円から。コンサルティング費および保守費用は別。