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富士通システムソリューションズ 中堅企業向けERPなど、総合ソリューションを開発 訪販系チャネルを開拓し全国展開
2003/12/15 19:39
週刊BCN 2003年12月15日vol.1019掲載
富士通システムソリューションズ(Fsol、秦聖五社長)は、注力分野である中堅企業向けeビジネス製品のうち、新たな統合ソリューション「WebSERVE(ウェブサーブ)スマートソリューション」を開発し、このほど年商10億円以上の企業を対象に提供を開始した。ウェブサービスを採用した新ソリューションは、企業の基幹業務システムを集約してASP型アウトソーシングなどで提供することにより、「比較的規模は小さいが、今後成長が見込める中堅企業をさらに掘り起こせる製品」(秦社長)として拡販する方針。さらにFsolは、同ソリューションの販売に向け国内全域に販売網を持つ訪販系ベンダーなど新規チャネルの開拓を開始し、全国展開を図る考えだ。
ウェブサーブスマートソリューションは、販売・会計・人事給与の基幹業務機能を備えた「smart-ERP」、商品の見積・注文や顧客など管理する「e-COMMERCE」、社内外の情報共有を図る「e-OFFICE」、営業・マーケティング活動を支援する「e-CRM」の4つのソリューションで構成。ユーザー企業は、この中から必要なモジュールを組み合わせて、ITニーズに合わせ段階的に導入することができる。
Fsolは、このシステム導入の検討から企画・構築および運用、システム拡張まで一貫サポートを提供している。年内にも共通データベースに関する技術が整備され、4つのソリューションのデータ連携・共有化が可能になるため、来年以降に販売を本格化させる方針だ。
新ソリューションは、Fsolが1999年に提供を開始した中堅企業向けシステムインテグレーションのうち、ウェブ展開するための統合ソリューション「WebSERVE(ウェブサーブ)」の導入事例に基づき、ユーザー企業に必須の機能だけをピックアップして統合した。ウェブサービスを採用してASP型のアウトソーシングと自社導入型の両方式で安価に導入できる。
ウェブサーブはこれまで、年商300億円以上の中堅企業や一部大企業約1600社が導入しているが、「今後は、より規模の小さい成長企業で、IT投資に前向きなユーザーを狙う」(秦社長)と、新たな需要の開拓を目指す。
このためFsolは、従来の富士通系ディーラーなどのチャネルだけでなく、国内に販売網を持つ富士ゼロックスなどのOA機器ベンダーのほか、情報機器関連のレンタル・販売の東京リース、インターネットデータセンター(IDC)を持つキャリア系ベンダーなどと協業し、同社の営業エリアである関東圏以外の全国の小規模企業に拡販する計画だ。すでに、一部のベンダーにはSE(システムエンジニア)を派遣し、契約後の導入・運用方法などについての検討を開始した。
Fsolが開発したウェブサーブは、4年間の導入実績や豊富なサービスメニューが評価され、現在では富士通ブランドの「共通業務ソリューション」として全国に流通している。ウェブサーブスマートソリューションも、「この先、富士通ブランドとなりうる」(秦社長)と、富士通本体をバックにした拡販を期待できると強調している。
ウェブサーブスマートソリューションは、販売・会計・人事給与の基幹業務機能を備えた「smart-ERP」、商品の見積・注文や顧客など管理する「e-COMMERCE」、社内外の情報共有を図る「e-OFFICE」、営業・マーケティング活動を支援する「e-CRM」の4つのソリューションで構成。ユーザー企業は、この中から必要なモジュールを組み合わせて、ITニーズに合わせ段階的に導入することができる。
Fsolは、このシステム導入の検討から企画・構築および運用、システム拡張まで一貫サポートを提供している。年内にも共通データベースに関する技術が整備され、4つのソリューションのデータ連携・共有化が可能になるため、来年以降に販売を本格化させる方針だ。
新ソリューションは、Fsolが1999年に提供を開始した中堅企業向けシステムインテグレーションのうち、ウェブ展開するための統合ソリューション「WebSERVE(ウェブサーブ)」の導入事例に基づき、ユーザー企業に必須の機能だけをピックアップして統合した。ウェブサービスを採用してASP型のアウトソーシングと自社導入型の両方式で安価に導入できる。
ウェブサーブはこれまで、年商300億円以上の中堅企業や一部大企業約1600社が導入しているが、「今後は、より規模の小さい成長企業で、IT投資に前向きなユーザーを狙う」(秦社長)と、新たな需要の開拓を目指す。
このためFsolは、従来の富士通系ディーラーなどのチャネルだけでなく、国内に販売網を持つ富士ゼロックスなどのOA機器ベンダーのほか、情報機器関連のレンタル・販売の東京リース、インターネットデータセンター(IDC)を持つキャリア系ベンダーなどと協業し、同社の営業エリアである関東圏以外の全国の小規模企業に拡販する計画だ。すでに、一部のベンダーにはSE(システムエンジニア)を派遣し、契約後の導入・運用方法などについての検討を開始した。
Fsolが開発したウェブサーブは、4年間の導入実績や豊富なサービスメニューが評価され、現在では富士通ブランドの「共通業務ソリューション」として全国に流通している。ウェブサーブスマートソリューションも、「この先、富士通ブランドとなりうる」(秦社長)と、富士通本体をバックにした拡販を期待できると強調している。
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