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インテック 中国のニューソフトと業務提携 10月、大連にソフト開発センター
2003/09/15 19:32
週刊BCN 2003年09月15日vol.1006掲載
中尾社長は、「中国と世界市場との取り引きはますます活発化する。これにともない、中国は、国際競争力を高めるためのIT投資をより一層拡大させることになる。ここにビジネスチャンスがある」と語る。「中国進出は、安い人件費だけをあてにすると失敗する。中国でのソフト開発にかかる経費は安いが、それが永遠に続くわけではない。おそらく5年程度で差はなくなる。そういう観点ではなく、生産性や市場性を見極めることが大切。米国のIT企業が日本を市場化し、ビジネスを拡大したのと同様、日本企業は中国やアジア全体を市場化する必要がある」と話す。
インテックは、すでに韓国LGグループのLG CNSと提携し、レガシー・マイグレーションのインテック・エルジー・シーエヌエス(INTEC LG CNS)を日本で3月に設立している。今回の大連センターの開設で、アジア進出に向けた基盤づくりを強化する。インテックの本社(富山市)がある北陸地区と日本海を挟んだ韓国、中国との連携を強めることで、同地区の経済活性化にも結びつける考え。
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