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シトリックス・システムズ・ジャパン 新パートナープログラム開始
2003/07/14 19:28
週刊BCN 2003年07月14日vol.998掲載
年内に50社と協業へ

同プログラムは、協業活動の基盤を提供する「Citrix Business Alli ance(シトリックスビジネスアライアンス、CBA)」プログラムと呼ばれ、ISVやハードウェアベンダー、コンサルタント機能をもつサービスプロバイダなどと協業し、同社の拡大戦略にもとづく新たなソリューション開発や販売チャネルに対するプロモーションを展開する。これまでも、CSNプログラムで他社製品との稼動検証をするなど、顧客のニーズに応じた協業を一部で実施していたが、今後はこれをさらに進め、相互のビジネス開発を促進したい考えだ。CBAプログラムは協業の内容に応じて、(1)Charter(チャーター)パートナー、(2)Premier(プレミア)パートナー、(3)Premier Plus(プレミアプラス)パートナーの3種類で構成。
(1)と(2)はいずれも、同社のウェブサイトで進める「Ready For Meta Frame(レディ・フォー・メタフレーム)」というメタフレームソリューションを所有するパートナー企業を紹介するプログラムに情報提供していることが条件。(1)はプログラム用の評価版「NFR(Not For Resale)」を5本まで提供し年会費が5万円、(2)は同20本まで提供で同30万円、(3)は米シトリックスが指名するグローバル企業が対象で、PDA(携帯情報端末)とメタフレームを連携する際のソースコードなどが提供され、年会費2万5000ドルで契約できる。
パートナーとしては、中堅・中小企業を対象にERP(基幹業務システム)を販売するISVやプリンタベンダーなどと交渉を開始した。磯貝部長によれば、「すでに稼動検証を業務ソフトメーカーと共同で進め、マイクロソフトが6月下旬に発表したウィンドウズサーバー2003対応の新メタフレームを一部業務ソフトにバンドルすることができた」という。すでにDDIポケットなど約20社とパートナー契約交渉が進展中だ。
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