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メディアナビゲーション システムユーティリティ市場に参入

2003/06/09 19:23

週刊BCN 2003年06月09日vol.993掲載

ソフト3製品を投入

 メディアナビゲーション(横山徹社長)は、初のシステムユーティリティソフト「CPRシステムガード」(価格9800円)、「CPRシステムガードPremium」(同1万5800円)、「ConfigSafeシステムガード」(同9800円)の3タイトルを6月26日に発売する。同社は「らくちん名刺」や「シール倶楽部」など、女性や子供などをターゲットにした商品を販売してきた。そんななか、「市況に関係なく商品を購入するパワーユーザー向けソフトの方が売上増につながる」(横山社長)として、新たにユーティリティソフトの販売を開始する。3タイトルで年間3万本の販売を見込む。

 今回発売する3タイトルは、いずれも米image LAN社が開発した商品。日本ではネットツールがライセンス販売を行っている。今回、「パッケージ版を販売して欲しいという声があった」ことから、パッケージ版を発売した。

 「CPRシステムガード」は、ウィンドウズの起動時に必要なシステム情報を自動的にバックアップする。アプリケーションのインストールやアンインストールによってシステム情報の変更、ウイルスによるシステム被害、オペレーションミスによるファイルの破壊や削除といったシステムトラブルが起こった際に、バックアップ情報から、問題が起こる前の正常なシステムに戻すことができる。ウィンドウズが起動しない場合でも、CPRシステムガードのCDか作成したフロッピーディスクを使えば起動が可能となる。

 「ConfigSafeシステムガード」は、ウィンドウズ起動時に必要な情報やTCP/IPなどのインターネット接続情報、レジストリ情報などを自動バックアップする。インストールガード機能により、アプリケーションのインストールでウィンドウズ動作が不安定になった場合にも、インストール直前のシステム情報に戻して復旧することができる。また、DOSモードからの起動、復旧にも対応する。

 「CPRシステムガードPremium」は、CPRシステムガードと、ConfigSafeシステムガードを組み合わせ、双方のシステム保護、バックアップ機能を最大限に利用し、より強固で安全なウィンドウズ環境を提供する。
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