アルゴ21（大岡正明社長）は、今年度（2004年3月期）、単体で売上総利益を9億7000万円改善する計画を発表した。

　具体的には、システム開発で6億3000万円、アウトソーシングなど総合サービスで1億3000万円、システム販売で2億1000万円改善する。

　主力のシステム開発では、（1）不採算プロジェクトの削減、（2）中国への開発委託の拡大、（3）若手SEの早期戦力化などで利益率を改善する。

　（1）では、「仕様変更」や「作業のやり直し」などで昨年度約4億円分の損失があったが、今年度はこれを半減させる。また、中国への発注は、昨年度150人月分あったが、今年度は一気に500人月分に拡大する。