ニュース

日本IBM パソコンとIAサーバーの販売パートナー支援へ

2002/12/16 16:49

週刊BCN 2002年12月16日vol.970掲載

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM、大歳卓麻社長)は、IAサーバー「eServer xSeries」、「NetVista」、「ThinkPad」のパソコン製品群、およびPCワークステーション「IntelliStation」など、パーソナルシステム製品を販売する国内約1400社のビジネスパートナーを支援する会員制プログラム「PartnerWorld for Personal Systems」を2003年1月6日に開始する。

 「PartnerWorld for Personal Systems」は、従来、ビジネスパートナーの企業単位に提供していた支援プログラム「PartnerWorld」を、現場の営業・SE担当者単位にまで拡充することが目的。例えば、これまでパートナー企業の代表アドレスだけにメールで案内していた販促情報や新製品情報などを、約1万3500人の営業・SE担当者に向けて、毎週、同社から直接配信していく。

 また、各ビジネスパートナーを、過去の売上実績によって、「プレミア」、「アドバンスト」、「メンバー」、「アソシエート・メンバー」の4つに分類し、各レベルに応じたサービス・特典を提供する。さらに実機の無料貸出サービス(「アドバンスド」以上)、ウェブによるeラーニングや実機を利用した研修プログラムの充実も図っていく計画。

 このほか、「PartnerWorld」共通のサービスとして、パートナー企業がIBM製品の販促用パンフレットやカタログを作成する際のテンプレートとなるツールや、各パートナーが自社ソリューションを専用ウェブに登録し、これを世界中のパートナーが検索することで、新たな販売機会を創出できるツールなども順次提供していく。
  • 1