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JBCC ウェブ対応の印刷支援ソフト 2年間で売り上げ10億円目指す
2002/11/11 16:37
週刊BCN 2002年11月11日vol.965掲載
JBCCのプリンタ関連ソリューションは、ソフトハウス、パッケージソフトメーカーがフォーム設計などプリンタ関連の開発の省力化に役立つとして導入しており、3000本の販売実績をもっている。そこで同社は、メーカーとしての機能を強化することで顧客層を拡大していく計画。今回は大企業などエンドユーザー向けに製品を販売する。
「PrintPro for ウェブ」は、ウェブ上の印刷を支援するソフト。ウェブで表示されている画面は、印刷すると端が切れてしまうなどトラブルが多い。そこで、画面データをそのままきれいに印刷できるようにする。請求書、見積書など高い印刷品質が要求される文書の印刷も可能という。
特徴は、どのメーカーのプリンタでも利用可能な点。ドットプリンタによる印刷もできる。PDFなどを活用しないプラグインによる印刷であり、フォーム定義とデータを別々にダウンロードするため軽い動作が可能となる。さらに、ウェブだけでなく、ロータスノーツ、MetaFrame(メタフレーム)などのアプリケーションにも対応、XMLデータとの連携、UNIコード対応も可能となった。
「すでに大企業からの引き合いが出ている。大企業のシステムでは、複数のプラットフォームが混在している場合が多い。しかし当社の製品を利用することで、どのプリンタからでもきれいに印刷を行うことができる」(パートナー事業部ソリューション営業・谷口卓理事)。
同社では、「PrintPro for ウェブシリーズで、今後2年間で10億円の売り上げを見込んでいる。
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