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プロソフトトレーニング・ドットコム・ジャパン ネット技術資格「CIW」の普及目指す
2002/11/04 16:37
週刊BCN 2002年11月04日vol.964掲載
同社は昨年1月に米本社の日本法人として設立。教材の日本語化などのローカライズ化を今年4月に終了し、「CIW」を取得するための教育事業を本格的に開始した。
「CIW」は、米本社が開発したインターネット技術に関する教育プログラム。現在、英語、韓国語、日本語の3言語をサポートしており、資格取得者は世界約70か国・4万人以上に上る。教育プログラムは、ホームページ作成などの基礎知識からウェブ画面のデザインまで、分野別の専門知識を認定する各種資格を用意している。
オラクルやマイクロソフトなどに代表される、特定べンダーの製品を使いこなせる技能を認定する「ベンダー資格」とは異なり、広範囲な職務能力を認定するのが大きな特徴という。
IT企業を含め、教育機関向けに教材などを提供してきたが、一般ユーザーが自習できるよう日本独自のCD-ROMとテキストを連動させたパッケージ製品もパートナー企業約30社を通じて販売。また、「CIW」の日本語版ホームページを作成するなどの普及活動に取り組んでいる。
すでに、日本アイ・ビー・エム(日本IBM)、富士通ラーニングメディア、NEC、日本ユニシス、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、日立ソフトウェアエンジニアリングなどへの導入実績がある。また、最近では10月に日立システムアンドサービス、日本経営協会、工学研究所などへも導入し、日立製作所、日立情報システムズなども検討中だという。
現在までの導入実績は企業33社、学校法人11団体の計44社・団体。
今後はセキュリティに特化したカリキュラムなど、日本独自の資格認定カリキュラムも組んでいき、幅広いラインアップを揃えていく方針だ。
アドレスはhttp://www.prosoft-j.com/。
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