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IPA 02年第2四半期の不正アクセス届出状況

2002/08/05 16:26

週刊BCN 2002年08月05日vol.952掲載

 

 情報処理振興事業協会(IPA、村岡茂生理事長)は、2002年第2四半期(4-6月)の不正アクセス届出状況を発表した。

 これによると、第2四半期の届出件数は合計170件となり、前年同期の届出件数175件とほぼ同水準だった。ただし、前年同期はワーム(sadmind/IIS)に関する届出が73%(129件)を占めていたため、これを除いた件数では3.4倍に拡大している。

 届出のあった170件の種別を見ると、不正なアクセス形跡を発見した「アクセス形跡(未遂)」の届出が105件あり、全体の約6割を占める結果となった。2001年に多かったワーム感染被害の届出が減少した背景としてIPAでは、ワクチンソフトおよびファイアウォールの導入が浸透したことをあげている。
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