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米ブロケード 日本市場の開拓を加速
2002/06/10 16:21
週刊BCN 2002年06月10日vol.944掲載
売上倍増を目指す
バード社長は、日本市場はSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)の普及が遅れている分だけ、需要を掘り起こす余地も大きいと指摘。そのうえで、「日本での売上高は、ワールドワイドでみれば5%足らずだが、その比率が高まっていくだろう」とし、当面の目標として日本での売上高を倍増させる方針を強調した。日本市場では、エントリーレベルのファブリック・スイッチ「SilkWorm 3200」を軸に、SANソリューションをパッケージ化して販売。SANを導入しやすい環境を整えることで中小企業に提供していく。同製品は、ウィンドウズNT/2000、Linux、UNIXサーバーなどをサポートし、ネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイスに拡張性の高いバックエンドを提供することで、エンタープライズ全体にわたるSAN展開の足がかりにできるのが特色。
また、プロダクトマーケティング担当のジェイ・キッド副社長は、基調講演の中で、「当社のSANスイッチは当面ファイバーチャネルが中心となるが、2004年以降からiSCSIを搭載した製品を発売していく計画」であることを明らかにした。
さらに、同社は資格制度のサポートパートナープログラム「QSP」で、米ヒューレット・パッカード(HP)との提携を強化。HPはプレミアレベルの第1号QSPとなった。こうした提携は日本でも展開する計画でいる。
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