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システック TV画面でブラウザ、メールを活用

2002/03/25 11:00

 システック(峰松則義代表取締役)は、地域や施設内のテレビを「見るだけ」から「見て利用する」ものに進化させる情報端末「LAN-ch(ランチ)」を発売した。

 この製品は、インターネットブラウザ「NetFront」を内蔵し、テレビ画面でホームページ表示やEメールの送受信を可能にする情報端末。インターネット、Eメール、データ放送、テレビまですべてリモコン1つで簡単に操作できる。

 標準装備したペン型スキャナを使うことで新聞の折りこみチラシやカタログ誌に刷り込まれたバーコードを読取り、対応するホームページや商品、サービスのページにアクセスできるなど、メディアミックスを実現した。

 テレビ画像をブラウザ画面上に表示できる「ピクチャ・イン・ピクチャ機能」を利用することで、企業のホームページからテレビ映像に合わせて効果的な告知や広告活動を行うことも可能。

 このほか、緊急放送に対応し、警戒宣言発令時には、緊急事態を告げる画面表示と同時に外部にオン・オフ信号の出力ができる。

 同社では、病院・学校・ホテル・旅館などの施設、災害指定地域など防災システムを必要としている地域、宣伝活動を必要としている場所などでの利用を想定している。
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