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OBC 検証ラボを開設 ブロードバンド製品拡販狙い
2002/02/25 16:09
「奉行21ブロードバンドパック」や「Web奉行21」など、ブロードバンド環境で利用するパッケージを拡充しており、「ADSLなどを活用すれば、専用線に比べ大幅に低価格で拠点間通信が行える。だが、ビジネスで利用するADSLサービスを提供するISPはまだ少なく、実際にどの程度の品質を確保できるのかといった疑問をユーザー側が抱いている。そこで、当社の東京・大阪・名古屋の拠点を結び、OBCブロードバンドソリューションラボでサービスの実験、検証、体感ができる場を提供し、パッケージの拡販につなげていく」(中山茂常務)という。
ADSLの場合、品質などに不安を感じるユーザーが多い。「実際に稼働しているシステムでクオリティを確認してもらうことで、導入をためらっていたユーザーの不安が取り除ける」と、検証を行うスペースをつくる意味は大きいと見る。
ユーザーが実際に構築予定のネットワークシステムの検証を行うほか、「当社の販売パートナーが顧客を招いて、システムの検証を行う場ともなる」という。そのため、当初は3拠点のみを結んでいるが、それ以外の拠点も順次環境を整え、全拠点とラボを結んでのシステム検証やデモなども行う。
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