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ウェブゲインジャパン ウェブアプリ開発ツール発売キャンペーン実施

2002/01/28 16:06

週刊BCN 2002年01月28日vol.926掲載

 Java統合開発ツールを提供するウェブゲインジャパン(山田和幸社長)は、ウェブアプリケーション開発の視覚的なアプローチを実現する開発支援ソリューション「WebGain StructureBuilder 4.5.4 Enterprise Edition」の発売開始キャンペーンを3月31日まで実施する。

 キャンペーン期間中は、米国において1995ドルで発売されている同ソリューションを1ライセンス9万8000円という低価格で販売する。20ライセンス以上注文する顧客にはボリュームディスカウントも用意する。

 「WebGain StructureBuilder 4.5.4」は、開発チーム全体でのUML(Unified Modeling Language=開発中のオブジェクト指向システムの成果を定義、視覚化し、文書化するために用いられる言語)設計ベースによる生産性向上と、短期間でのプロトタイプ設計を可能にする開発支援ツール。キャンペーンの対象となる「WebGain StructureBuilder 4.5.4 Enterprise Edition」は、100%PureJavaで設計された視覚的アプローチによる開発支援ソリューションであり、J2EE、JSP、UML、XMI/XML、HTML、CORBAなどの業界標準をサポートしている。

 ソフトウェアの開発環境としては、トゥゲザーソフトの「Together ControlCenter(TCC)」や日本ラショナルソフトウェアの「Rational Rose」などがあるが、「概して非常に高価」(山田社長)であり、ミドルレンジのユーザー企業にとっては手に余る場合が多かった。

 販売はカテナ、コンピュータウェーブ、コンポーネントスクエア、ソフトバンク・コマース、住商エレクトロニクス、日本ユニシス、パワーフューチャーを通して行う。

 同社では、今回の「WebGain Structure Builder 4.5.4 Enterprise Edition」を含む「Structure Builder」製品全般で年間約2億円の販売を予定している。また、2月中旬には製品紹介セミナーも予定している。

 アドレスはhttp://www.webgain.co.jp/。
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