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インテュイット 販促キャンペーン実施 100万本出荷の早期達成を狙う
2002/01/28 16:06
週刊BCN 2002年01月28日vol.926掲載
インテュイットが今回展開するキャンペーンは、「がんばれ!!日本の社長さん」の名称通り、キャンペーン期間中に弥生02シリーズを購入しユーザー登録した顧客の中から、抽選で100人に10万円をプレゼントし、経営者を支援する内容となっている。「社内であがったキャンペーン案のうち、敢えて泥臭く、当社のユーザーである経営者層にインパクトある内容にした」と平松社長は説明している。
賞金の10万円は、ご祝儀袋に入れて届く仕組みになっている。外資ベンダーである同社だけに、逆に日本の慣習を活用して、日本市場のための製品を提供している点をアピールしていく。
この背景には、「昨今の売り上げを見ると、業務ソフト市場も経済環境の厳しさに直面している。当社の実績では前年を上回る売り上げにはなっているものの、目標に対しては下回っているのが実情。にもかかわらず、マーケットにおける当社のシェアは拡大しており、業務ソフト市場全般が厳しくなっていることをうかがわせる。そのため、市場全体が底上げされていくようなキャンペーンを展開していきたい」との狙いがある。
店頭側でもキャンペーンに対しては好意的で、「量販店を見ても、当社製品をはじめ、業務ソフト販売に注力する店が増えた。今後も量販店で積極的に弥生シリーズの販売を行いたい」としている。
また、同社では4月の税理士法改正により、会計士・税理士の市場開放が大幅に進む見通しにあることから、現在800事務所となっている税理士・会計士のパートナー網「IPAP」を7月までに1500事業所に拡大し、これまで以上に関係を強化していくための仕掛けを準備中で、今後正式に発表する計画だ。
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