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「自動化×ローコード開発」でビジネスを拡大

NTTデータ イントラマート 代表取締役社長

中山義人

取材・文/齋藤秀平 撮影/大星直輝

2023/04/24 09:00

中山義人

週刊BCN 2023年04月24日vol.1966掲載

 NTTデータ イントラマートは、「業務の自動化までできるローコード開発」をキーワードにビジネスを拡大させている。これまで訴求してきた価値が市場で認められるようになったためで、中山義人社長は「今までの取り組みが花開いてきた」と手応えを感じている。ローコード開発の案件の大型化などでビジネス環境が変化しつつある中、社内やパートナーの変革を進めてさらなる成長を狙う。
(取材・文/齋藤秀平  写真/大星直輝)

かつてない高みにいる

──23年3月期上期(22年4月~同年9月)の連結売上高は39億700万円と、上期として過去最高を更新しました。第3四半期まで累計の売上高は前年同期比3.5%増となり、引き続き拡大傾向にあります。まずは直近のビジネスの状況を振り返ってください。

 絶好調で、かつてない高みにいると言っても過言ではありません。特にWebシステム基盤構築パッケージソフトウェア「intra-mart」の販売や保守などを含むソフトウェアセグメントの伸びが堅調で、売り上げは大きく増えています。導入企業は、今期末で9000社を突破する見込みです。これまでは一般法人分野が中心でしたが、最近は金融と公共の増加が目立っています。いずれも自動化の遅れが指摘されていた業界ですが、コロナ禍でデジタル化の機運が高まったことで引き合いが増えています。

──引き合いが増えている要因について、もう少し詳しく教えてください。

 かねて訴求していた「業務の自動化までできるローコード開発」のキャッチフレーズが市場に浸透していることが要因としてあります。ローコード開発の領域は、現在、非常に注目されていますが、ローコード開発自体が目的ではなく、その先で何をするかが重要になります。われわれの製品は、ローコード開発とともに、目的となる業務の自動化をかなえるツールを提供しており、それが市場で評価されています。今まで進めてきた取り組みがすべて重なり、花が開いてきたと感じています。
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  • 大型案件への対応が課題
  • 「グローバル」を視野に

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外部リンク

NTTデータ イントラマート=https://www.intra-mart.jp/