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TRONの知見生かしてAUTOSARを開発
名古屋大学 教授 APTJ 代表取締役会長 高田広章
取材・文／安藤章司 撮影／川嶋久人
2016/08/25 19:37
週刊BCN 2016年08月22日vol.1641掲載
リアルタイムOS研究の国内第一人者である高田広章・名古屋大学教授は、今、自動車向けOS（ソフトウェア・プラットフォーム)「AUTOSAR（オートザー）」開発に傾注している。AUTOSAR開発では、長年研究対象としてきた国産の組み込み用OS「ITRON（アイトロン）」の知見を存分に生かしている。組み込み用OSの研究開発の基盤であるTOPPERSプロジェクトや、名古屋大学のAP（オートモーティブ・プラットフォーム）コンソーシアムなどとの連携も深めながら、日本の弱点と指摘されるソフトウェア・プラットフォームの競争力強化に尽力している。
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