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ハードウェアがあってこそのポートフォリオ

富士通 代表取締役社長 山本正已

取材・文/本多和幸 撮影/取材/木村剛士(本紙編集長)  文/本多和幸

2015/01/15 19:37

山本 正已

週刊BCN 2015年01月12日vol.1562掲載

 2014年度から16年度までの3年間を対象とする新中期経営計画をスタートした2014年。14年度上半期は前期比増収増益で、滑り出しは好調だ。IBMがx86サーバー事業を売却し、NECはスマートフォンから撤退、PC事業もレノボと統合するなど、ハードウェアを巡る総合ICTベンダーの戦略は、高収益事業へシフトする傾向が顕著だ。しかし、富士通はハードビジネスの不安定な要素を丸抱えしながらも、成長への道筋を整えつつある。16年度には、2500億円という過去最高の営業利益を目指すと、意欲的な目標を掲げた山本正已社長。他の総合ICTベンダーとは一線を画す戦略で、2015年はさらなる飛躍を期す。

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外部リンク

富士通=http://jp.fujitsu.com/