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販売と製造の連携を密にし、法人向けPC事業の拡大を図る

東芝情報機器 社長 山下文男

取材・文/佐相彰彦 撮影/馬場磨貴

2006/05/22 18:05

山下 文男

週刊BCN 2006年05月22日vol.1138掲載

 東芝PC&ネットワーク社営業統括責任者だった山下文男氏が、2006年4月1日付で東芝情報機器社長に就任した。小川暢久前社長はわずか9か月で退任という異例のトップ交代。しかも東芝のパソコン事業を背負ってきたエース級の投入だ。狙いは、東芝グループの連携強化やトップ若返りによる経営のスピード化で、国内の法人向けパソコン事業を一段と強化すると新社長は力説する。同社は05年度(06年3月期)にプリンタ事業を東芝テックグループに移管するといった抜本的な改革を行っている。山下新社長は今後、どんな展望を描いて舵取りしていくのか。

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