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SB C&Sが取り組む変革 営業組織 営業、販売推進、技術が一体となり充実した支援体制を構築

2024/12/05 09:00

週刊BCN 2024年12月02日vol.2039 第2部掲載

 IT市場では、急速なテクノロジーの変化により、さまざまな製品が生まれ続けている。加えて、DXの推進により、企業のITニーズは多岐にわたる。こうした環境の中、ディスリビューターには、製品の提供だけにとどまらない幅広い役割が求められるようになっている。SB C&Sの法人向けICT事業の営業部門は、販売推進部門、技術部門との連携をはじめ、さまざまな施策を展開することで体制を強化、充実した支援を販売パートナーに提供する。フロントに立ち販売パートナーと最も密接な関係にある営業は、事業ビジョン「繋ぐ」を実現する象徴的な存在だ。ここでは、同社の営業の強みやさらなる進化に向けた戦略に迫る。

国内外の最新製品をそろえる

 同社は、4000以上のメーカーの製品を取り扱っており、製品によってはメーカーに代わって販売するなど、従来のディスリビュータービジネスの枠にとどまらないビジネスを展開する。そして、これら幅広い製品ポートフォリオをいち早く正確に、そして、スキルフルに、全国の販売パートナーへ提案できるのは、営業、販売推進、技術の各部門の強固な連携にある。営業部門は、販売パートナーのニーズや課題を聞き出し、販売推進チームは、さまざまな施策で情報やトレンドを届け、技術部門がテクニカルな部分の課題を解消する。こうした流れを一体になって戦略的に進められるというわけだ。この強みを生かし、例えば、SaaS、通信といった分野では、エンドユーザーの案件創出から、案件の同行・受注までを支援できる体制を構築している。
 

 営業体制の強化においては、営業スタッフ一人一人のスキルアップが不可欠だ。同社は、長年、若手スタッフの育成に注力しており、マーケティング部門による勉強会や、営業専用のトレーニングなどを通じて、営業力の強化とスキル向上を継続的に図っている。また、豊富な経験を持つベテラン社員がノウハウやソフトバンクのDNAを継承するなど、全社一体で育てていくカルチャーが浸透。若手スタッフも高い意欲を持ち取り組めているため、質の高い営業組織をつくり上げている。

「ソフトバンクのプライド」を胸に

 営業部門においても、業務効率化や提案の質の向上を目的にAIとデータ活用に積極的に取り組んでいる。さらに、自社活用だけにとどまらず、得た知見やノウハウを販売パートナー、そして、その先のエンドユーザーに共有するといった動きができるのも同社の特徴だ。特にAIの活用は、これからの企業活動において欠かせない要素となるため、その具体的な活用方法を伝えられるのは大きな付加価値となるはずだ。

 常に時代の最先端をいち早く届けてきたソフトバンクグループのディストリビューション事業を担うSB C&Sに対しても、常にIT市場から大きな期待が寄せられている。「ソフトバンクのプライド」を胸にこれまでの歩みをさらに加速させ、国内約1万3000社の販売パートナーとともに国内のIT市場の先頭を走り続ける。
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外部リンク

SB C&S=https://cas.softbank.jp/