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Dynabook 世界初のノートPC※1発売から35年! Dynabookが築く信頼と革新の歩みとは リーディングカンパニーとして顧客のニーズへ応え続けてきた
2024/11/28 09:00
週刊BCN 2024年11月25日vol.2038掲載
※1 1989年にA4サイズのノートPC「Dynabook J-3100 SS001」を発売。
世界初のノートPCから35年 今なお進化を続けるDynabook
1989年、Dynabookが世界初のノートPCを発売した。それから35年、同社はノートPC市場においてリーディングカンパニーとして歩み続けている。DynabookはPCの開発、製造から販売後のサポートまでをワンストップで行い、薄型で軽量、耐久性が高く、バランスも優れた製品を世に送り出してきた。「当社が長年培ってきた経験と技術の評価は高く、常にお客様とともに課題を解決してきた。その結果、今年9月に日経BP社『日経コンピュータ 顧客満足度調査 2024-2025』のクライアントパソコン部門で第1位を獲得した」と、常務執行役員の渋谷正彦・国内PC事業本部長は説明する。
この調査は、企業向けIT関連製品やサービスを導入した責任者からの評価だ。「おかげさまで『性能・機能』『信頼性』『運用性』『コスト』『サポート』の全5項目において当社は高評価を獲得できた。さらに『日経コンピュータ パートナー満足度調査 2024』の法人向けPC部門でも第1位を獲得し、2冠を達成した」(渋谷本部長)。
さらに同社は法人向けノートPCブランド別の国内シェアNo.1にも輝いた(IDC社調査データより)。特に13.3型液晶モデルは6四半期連続で1位を維持している。そして、「セルフ交換バッテリー」を搭載するモバイルノート「dynabook X83 CHANGER」をはじめ、付加価値モデルの充実を図り、オフィスや現場の多様な課題を解決するためのソリューションやサービスを拡充し続けている。
多様なIT機器に対応した運用支援や教育現場専用PCの提供も実施
「Dynabookでは『LCM(Life Cycle Management)運用サービス』も行っている。これは煩雑なPCの運用管理業務を当社が代行するサービスで、IT部門の業務全体を効率化し、担当者が本来注力すべき業務に集中できる環境を実現する。他社製PCやスマートフォンなどにも対応可能。さらに、業務に適したモデル機種の提案導入時期のアドバイスなども行う」と渋谷本部長は述べる。また、文部科学省のGIGAスクール構想の第2期(Next GIGA)に向け、2024年1月には教育現場向けPC「dynabook K70」を発売した。これは、実績のある「dynabook K50」をベースに、現場の声を反映して改良を加えたモデルだ。教育現場での使いやすさと信頼性がさらに向上している。
Windows10サポート終了にも対応し顧客ニーズに応え続けていく
25年10月の「Windows 10」サポート終了に向け、それまでにWindows11へ切り替えることがIT部門の課題となっている。その状況を受けてDynabookでは移行サービスを提供中だ。例えば、同社オリジナルの移行ツールを利用した「PCリプレース支援サービス」がある。これは専門のサービススタッフが顧客のもとに訪問し、既存PCのユーザーデータを、「Windows 11」インストール済みの新しいPCへ移行するサービスだ。また、サービススタッフが既存PCのOSをWindows 11へアップグレードする「OSアップグレードサービス」も提供している。
35年にわたる経験と技術力で、PCの性能とサービスを進化させ続けているDynabookは、今後も顧客のニーズに応える製品とソリューションを提供し続けながら、ブランドの価値をさらに高めていくだろう。渋谷本部長は「コロナ禍以降の顧客ニーズは多様化し、企業におけるノートPCへの機能要望も多岐にわたる。特に昨今はAI PCへの関心が高まっている。これらの要望に応えるには、より軽く、よりパワフルに、よりスタミナがあるPCを目指さなくてはいけない。このような顧客ニーズを的確に捉え、機能強化した商品を全国のパートナー様とともにお客様へ提案していくのが目標だ」と語る。
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