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ネットワンパートナーズ GIGAスクール構想で活躍するシスコのソリューション パートナーが「安心して提案」できるように支援
2024/10/03 09:00
週刊BCN 2024年09月30日vol.2031掲載
第1次GIGAスクール構想から5年が経過した現在、ICT端末や環境の整備はおおむね完了している。しかし、ICT機器の急速な普及に伴い、ネットワーク環境における問題も生じており、導入機器の違いや教職員のリテラシーによって、その対応に学校間で格差が生まれることが懸念される。
こうした課題に対し野里氏はネットワンパートナーズが取り扱っているシスコ の統合型クラウド管理ソリューション「Cisco Meraki」を紹介した。第1次GIGAスクール構想において約7000校に採用された実績を持つ同ソリューションでは、シスコの各製品を直観的なクラウドダッシュボードで一元管理が可能だ。例えば、校務DX化において必要なインターネットフィルタリングを行うための「Cisco Umbrella」、電子教科書などのクラウドサービス利用時におけるトラブル全般への対策が可能なネットワークアセスメント「Cisco Thousand Eyes」などをCisco Merakiと連携して管理できる。
さらに野里氏は、校務DXとしても注目度が高まっているSASEソリューションとして昨年販売を開始した「Cisco Secure Connect」も紹介。もちろんこれもCisco Merakiで管理可能だ。「使い慣れたダッシュボードを使って校務DXを推進できることが、シスコの製品を使うことで得られるメリットの一つ」と説明した。
シスコとネットワンパートナーズは第2次GIGAスクール構想に向けた取り組みも進めている。例に挙げたのが、文教ユーザーで採用の多い9社のアクセスポイントに、実際の教室を想定した40 台のタブレットを同時接続、マルチベンダー環境下でのワイヤレス検証を行った。得られた知見を基に今後のNEXT GIGA提案をしていく。また、他社製品も含めた販売支援トレーニングも行っている。今後はユーザー規模やニーズ、補助金の対象などに合わせた提案パッケージサービスも検討していくという。
シスコのソリューションをパートナー企業が安心して提案できように、ネットワンパートナーズでは高品質のテクニカルサポートや販売支援プログラムを通じた支援体制を構築している。「第2次GIGAスクール構想においても、教育分野で多くの実績があるシスコソリューションを提供して、国内のパートナー企業やエンドユーザーを支援していきたい」と野里氏は講演を締めくくった。
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