Special Issue

スマホのようにつながるPCがIT部門をラクにする?

2024/08/26 10:00


 コロナ禍を経て、オフィスワークに回帰している一方で、働き方も多様化し、オフィスの外や自宅でも仕事ができる環境が整いつつある。だが、PCを管理するIT部門の負荷が激増していることは見逃せない。課題の1つに、通信環境の管理や整備もIT部門の重荷となっていることが挙げられる。そうした課題を解消するうえ、通信コストを含めたPC運用コスト削減にもつながるソリューションが登場している。本記事ではPC本体を購入するだけで、au回線のモバイルデータ通信が容量、速度とも無制限で5年間利用できる日本HPの画期的な法人向けサービス「HP eSIM Connect」を紹介する。

「つながらない」は「つかえない」

 オフィスワークや客先回りの外出先、そして自宅など、働く場所が自由になっている昨今では、インターネットをはじめとするネットワーク接続は、もはやビジネスを遂行する上で必要不可欠になったといえる。従来はメールやWeb検索くらいだったものが、オンライン会議や手軽なチャットツールの普及などにより、通信の必要性はコロナ禍を経て大幅に増している。

 ネットワーク接続といえば、これまではWi-Fiルーターによる接続が一般的であったが、最近は携帯電話事業者が提供するモバイル通信ネットワークが利用可能なSIMスロットが内蔵されたPCも増えてきている。Wi-Fiルーターを持ち歩く必要がなく、常時接続*1できるのが魅力だ。
 

Wi-Fiに依存せず、しかもリーズナブルなHP eSIM Connect

 ここで気になるのがコスト面だが、日本HPの法人向けサービス「HP eSIM Connect」では、「HP Dragonfly G4」などの「HP eSIM Connect」に対応したビジネスPCを購入すれば、データ通信を5年間、無制限で利用できる。つまりPC本体の価格に通信費が含まれていることが最大の強みなのだ。現在主流の4Gはもちろん、5G対応PCを選べば超高速、大容量通信が可能な5Gもつなぎ放題。ソリューション利用の追加コストはなんと0円だ。
 
※国内通信キャリアの平均的なデータ通信費用をもとに算出。2024年6月現在、日本HP調べ

 このソリューションはPCを管理するIT部門にとっても福音となるだろう。従来のSIMカードを利用する場合ではPC1台ごとに物理SIMをセットする必要があり、初期設定や管理が煩雑になりがちだった。だが、このソリューションではチップに組み込まれたeSIMを利用するため、物理SIMのセットや管理にまつわる手間は不要になる。さらにPCが常時接続*1していることで、リモート管理もより手軽に、現実的となり、PC管理工数の大幅削減も期待できる。
 
 

早稲田大学ビジネススクール 入山章栄先生出演、「HP eSIM Conenct」動画も公開中!

5Gをはじめ、先進の通信機能をサポート

 対象機種であるHP Dragonfly G4は、5Gに対応したモデルを選択できることはもちろん、Wi-Fiモジュールも、次世代Wi-Fi規格であるWi-Fi 6Eを標準で搭載している。

 HP Extended Range Wireless LANを搭載することで、無線LANのアクセスポイントからPCまでの間に遮蔽(しゃへい)物がある場合もスループットが落ちにくくなっている。Wi-Fiが混雑していても、安定した通信が可能なのだ。

選ぶ理由がある、HP Dragonfly G4

 現在、日本HPでは「あなたの、はたらくのそばに。」をキーワードに、中堅・中小企業を支え、寄り添うPCとして「HP Dragonfly G4」のキャンペーンを展開中だが、HP Dragonfly G4が優れているのは通信機能だけではない。B5ノートと同じくらいのサイズで、重さは約1.0kg*2と軽量かつコンパクトに仕上げられている。米軍調達基準に準拠しているだけに堅牢性も抜群で、どこにでも不安なく持ち歩ける。

 搭載するCPUは「第13世代インテル® CoreTM プロセッサー・ファミリー」。前世代から採用されている多コア多スレッド化によるハイブリッドアーキテクチャをブラッシュアップし、圧倒的なパフォーマンスを発揮する。

 2台のカメラ映像を同時に表示するマルチカメラ機能や、AIノイズキャンセル機能など、オンラインにおけるコラボレーション/コミュニケーションに役立つ機能が多数実装されており、リモート会議の質向上にも貢献する。

 こうした高品質なPCを選び、ビジネスに活用することは、ビジネスの成功の第一歩と言えるだろう。
 

「2024年はAI PC元年」AIがあなたをアシストするビジネスPCへ

HPはこれまでのデバイスとしてのPCという考え方から脱却し、AIを搭載したHPのビジネスPCを「パーソナルコンパニオン(伴走者)」と位置づけている。HPのAIビジネスPCはAIに最適化されたインテル® CoreTM Ultra プロセッサーの搭載により、これまではクラウド上で実行されるサービスが中心だったAI処理を、クラウド上のみならず、PC本体でも実行することで処理の高速化を実現している。Windows 11のAIツールMicrosoft Copilotに準拠し、AIが日々のルーティンをはじめ、さまざまなタスクをサポートする。
たとえば、営業計画を作成する際に欠かせない顧客候補企業のリストアップは、従来なら1社ずつホームページを訪れIRページなどを読み込む必要があったはずだが、AIに指示すればものの数秒で要約された情報が提示される。また、毎日届く大量のメールも内容を要約して表示するように指示しておけば、メール処理の時間も大幅に短縮化できる。そうして空いた時間を人間にしかできない重要な仕事に充てることで、生産性を最大化させることが可能になる。
一方で、AIの活用でますますPC内の機密情報の重要性は高まると考えられるが、それに呼応してPCのセキュリティをより高めるサービスも、HPは展開している。ビジネスの生産性と脅威への対策の両輪を進化させたのがHPの提供するAI PCなのだ。
*1:ご利用いただく場所や時間帯によって、接続状況や通信速度が異なる場合があります。詳細はWebサイトをご確認ください。
*2:最小構成時。構成によって重量は変わります。
*3:1年間保証の内容は、1年間引き取り修理サービス、1年間パーツ保証/電話サポートとなります。

●Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Arc、Arria、Celeron、セレロン、Cyclone、eASIC、Intel Ethernet、インテル イーサネット、Intel Agilex、Intel Atom、インテルアトム、Intel Core、インテルコア、Intel Data Center GPU Flex Series、インテルデータセンター GPU フレックス・シリーズ、Intel Data Center GPU Max Series、インテルデータセンター GPU マックス・シリーズ、Intel Evo、インテル Evo、Gaudi、Intel Optane、インテル Optane、Intel vPro、インテルヴィープロ、Iris、Killer、MAX、Movidius、Pentium、ペンティアム、Intel RealSense、インテル RealSense、Intel Select Solutions、インテル Select ソリューション、Intel Si Photonics、インテル Si Photonics、Stratix、Stratix ロゴ、Tofino、Ultrabook、Xeon、ジーオンは、Intel Corporation またはその子会社の商標です。
●記載の社名、品名は各社の商標または登録商標です。
●記載された内容、価格、仕様などは予告なしに変更する場合があります。
●納期、在庫状況は変動する場合があります。


 

その他のおすすめ記事

東京からPCを作り届けて25年
 
PCの信頼性はタフさとサポートで決まる
 
PCでできるサイバー攻撃対策が重要な理由
 
PC調達だけでできる地球環境への貢献とは?

外部の他記事

【Tech & Device TV】
HPのビジネスPCを買うとデータ通信が5年間使い放題に!
大注目の「HP eSIM Connect」を担当者が解説する
 
【Tech & Device TV】
HP Dragonfly G4をより強力にするソリューション「HP eSIM Connect」
  • 1

関連記事

日本HP、国内市場に独自の商材を展開 セキュリティー対策の強化で「AI PC」の導入促進も

日本HP、AMD Ryzen AIプロセッサーを搭載した次世代AI PCを発表

日本HP 堅牢で、使いやすく、サステナブルな日本HPのGIGAスクール向け端末 グローバルの教育市場を牽引するHPのデバイスでGIGAスクール構想 第2期を支援

外部リンク

日本HP=https://www.hp.com/jp/

ダイワボウ情報システム=https://www.pc-daiwabo.co.jp/