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ナイスモバイル 企業競争力を高める会議室の実現には MAXHUBブランドを活用した会議DXへの取り組みが最適

2024/08/08 09:00

週刊BCN 2024年08月05日vol.2025掲載


 ナイスモバイルのセッション「企業の競争力を高められる会議室へ ~MAXHUBで始める会議DX~」には、取締役兼東日本統括の吉村健吾氏が登壇。MAXHUB「All in One Meeting Board」をはじめとした会議の生産性を高める同社のソリューションの魅力を語った。

ナイスモバイル
取締役兼東日本統括
吉村健吾氏

 コロナ禍をきっかけに、Web会議を利用したハイブリッドワークはわが国でも普通の働き方として広く認知されるようになった。「ただ、Web会議には意見交換が活発にならないなどの弱点もある」と吉村氏。多様化する働き方の中で、生産性を高めて企業の優位性を確立するには会議DXが不可欠だと指摘した。

 同社の調べでは、日本の企業がWeb会議を含む会議とその準備のために費やしている時間は平均して週に約5時間。この時間を少しでも短縮して実りある会議とするには、どこでも誰とでも円滑なコミュニケーションが取れる会議環境を用意するとともに、準備から議事録共有までのプロセスをワンストップでこなせるようにすることも重要だ。

 ナイスモバイルが取り扱うAll in One Meeting Boardは、このようなニーズに応えられるソリューションだ。これは企業などの会議室に設置するためのシステムで、大型の4Kディスプレイ(55型から86型)、広角Webカメラ、マイク、スピーカー、Windows OSを1台にまとめた。「Microsoft Teams Rooms」専用のモデルとして、MAXHUB「MTRシリーズ」も用意されている。

 All in One Meeting Boardの特徴を吉村氏は「ホワイトボード、プレゼンテーション、Web会議の三つの機能を1台で兼ね備えていることだ」と説明する。ディスプレイはタッチパネルになっているので、指先やタッチペン(付属)を使ってフリーハンドでの書き込みが可能。プレゼンテーションの際は、ワイヤレスドングル(付属)を使って任意のPCの画面を表示すればよい。「Zoom」や「Microsoft Teams」などあらゆるWeb会議システムに対応している。

 また、導入済みユーザーからの評価も高い。ある中堅の食品卸売会社はWeb会議の質向上を目的にAll in One Meeting Boardを導入したがそれにとどまらず、現在ではプロジェクターやホワイトボードに代わる装置としても活用しているそうだ。価格性能比が高いMTRシリーズは中堅企業における拠点間Web会議に活躍しているほか、大企業でもセキュリティー性能の高さが歓迎されているという。

 会議DXの市場規模は非常に大きく、今後もさらに拡大する、というのがナイスモバイルの判断。吉村氏は「弊社が目指すのは、会議や打ち合わせにおけるスマートフォンのような存在。『あれば便利』という段階を早く脱して、『なければ困る』存在になりたい」と抱負を語った。
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外部リンク

ナイスモバイル=https://nicemobile.jp/