Kon 私たちは米国シリコンバレーに本社を置くグローバルソフトウェア会社です。1999年に創業し、主に大企業向けとして非構造化データを対象とした統合情報管理ソリューションを提供してきました。また米国ではフォーチュン500企業の多くが当社の顧客で、特に金融業界ではトップ5銀行の4行が私たちの顧客です。日本でも99年に法人を設立し、製造業と金融業を中心に多くのお客様がZLのソリューションを活用しています。
Kon Leong CEO & President
ZLのソリューションの特徴についてお聞かせください。
Kon ZLでは、メールやビジネスチャット、ファイルサーバーやクラウドストレージなどに保管された非構造化データを統合するプラットフォーム(ZL Unified Platform)と、eディスカバリーやコンプライアンス、情報ガバナンス、分析などの用途に対応するための機能群を提供しています。
Kon 例えば社内での活用では、隠れたトップパフォーマーおよびその行動パターンの抽出や、情報漏えいを画策する従業員の行動やコミュニケーションのパターン抽出などのケースが考えられます。またコールセンターなら履歴を学習した生成AIに回答を出させて、対応の高度化を実現可能です。実際に海外の政府系コールセンターでは履歴から感染症の伝播状況を可視化する取り組みが行われています。ただそれらは、あくまで一例に過ぎません。さまざまなニーズを引き出し、かつ実装できるパートナーの力こそが、ZLのソリューションにとって最も欠かすことのできない要素だと私たちは認識しています。
最後に日本でのパートナー展開と、メッセージをお願いします。
Kon これまでのZLのソリューションは大企業を対象としていたため、パートナーも限られていました。しかし生成AI活用の場面では、業種も企業の規模も問わなくなります。ソリューション自体も、アーカイブや検索といった従来型のニーズに加えて、データ活用や知見の発見というDXや生産性向上用途での活用が見込めます。幅広い業種に関する知見と提案力を有するITソリューションベンダーやコンサルティング企業と連携して、販売展開していきたいです。