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ゾーホージャパン(ManageEngine) 安い・簡単・便利のIT運用管理ツール 多くの自治体や企業に選ばれたManageEngine
2024/02/15 09:00
週刊BCN 2024年02月12日vol.2002掲載
ゾーホージャパンのセッションのスピーカーは、ManageEngineマーケティング部・コンテンツクリエイター/エバンジェリストの堀内駿氏。講演のタイトルは「IT運用提案の味方! 都道府県80%、日経225事業体50%が導入しているManageEngineとは?」である。
経済産業省が提起した“2025年の壁”によれば、IT予算と人材不足によって年12兆円の経済損失が生じるという。この課題を解決できる提案はいろいろと発表されているが、どれも対処に悩む企業は多い。
SIerのビジネスについても事情は同様だ。顧客の課題が漠然としていて、効果的な提案ができない。高スキルのエンジニアが足りず、案件の引き継ぎや技術移転に膨大な工数が必要になる。堀内氏は「このような課題を解決するための最善のソリューションは、必ずしも最先端の技術ではない」と述べて、IT運用管理には同社の「ManageEngine」が最適だとアピールした。
そのManageEngineの特徴として堀内氏が挙げたのは「安い」「簡単」「便利」の3項目。ネットワーク監視、アプリケーション監視、エンドポイント管理、ITサービスデスク、ID管理、ログ管理など、各領域をカバーしていることもあって、国内では都道府県の80%、日経225事業体の50%が導入済みだという。
セッションで詳しく取り上げたのは、ネットワーク監視、ITサービスデスク、ID管理の3機能。ネットワーク統合監視ツール「Manage
Engine OpManager」で監視できるのは、ネットワーク機器、物理サーバー、仮想サーバー、クラウドサーバーなど。エージェントレス方式で、既存システムに導入するのも容易だ。主な監視項目は死活監視、インターフェース監視、パフォーマンス監視など。しきい値を超える装置は警告カラーでGUI画面上に表示される。
また、ITサービスデスク業務を効率化するのがITSMツール「ServiceDesk Plus」だ。このツールを使うと各部署からの問い合わせを一元的に管理できるだけでなく、標準的な対処法を問い合わせ者に示すことも可能。自己解決によって、IT管理者の作業量を減らせるようになる。
さらに、Active Directory ID管理ツール「ADManager Plus」を使うと、Active Directoryの管理がとても楽になる。例えば、新規採用や定期異動の際は、CSVファイルでの一括処理が可能。管理業務を特定の人に委託したり、アクセス権変更処理をワークフロー化したりすることもできる。「ManageEngineで提案すれば、顧客はDX推進への予算をより多く確保できるはず」と、堀内氏。同社はSIer向けにも手厚い技術支援と営業支援をしていると強調した。
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