Special Issue
ダイレクトクラウド ストレージ運用の効率化でDX推進をサポート 全てのファイルをクラウドで一元的に管理
2022/12/22 09:00
週刊BCN 2022年12月19日vol.1950掲載
SaaSの利用が本格化し、DXを推進する企業が増えた今、クラウドストレージに対するニーズはますます高まっている。田畑氏は「ワークスタイル変革や新型コロナウイルス感染対策を目的として、クラウドストレージでファイル共有や共同作業をするデジタルワークスペースの導入も進んでいる」とし、クラウドストレージのこのような使い方は、従業員の生産性向上にも、管理者の業務負荷軽減にも大きな効果があると指摘した。
ただ、クラウドストレージを選定するにあたっては、留意しなければならないことが2点ある。
まず、既存ファイルサーバーと併存させるのではなく、ファイルサーバーを全てクラウドストレージに移行すること。運用効率を高めてストレージコストを引き下げるには、一元的に管理する必要があるからだ。
また、ファイルサーバーの移行先となるクラウドストレージには、「緊急時に備えた災害対策と復旧の仕組みがある」「ランサムウェア対策が組み込まれている」「機密情報の漏洩を防ぐ対策が備わっている」「IT監査に耐えられるログ管理機能がある」の4要件を満たすことも求められる。
田畑氏は同社の「DirectCloud」であれば、全ての要件を満たしているとアピール。具体的には、データ保護、データ共有、データ活用の三大機能を備えていると説明した。
データ保護はセキュリティや可用性を確保するための機能で、暗号化と機密情報漏洩防止、ランサムウェア対策、災害対策の遠隔地バックアップなどに対応。データ共有はワンタイム閲覧リンクに対応した共有リンク、ゲスト招待、ビジネスチャット連携などの機能だ。データ活用機能としてはAI-OCR、複合機とクラウドストレージとの連携を実現。さらに、改正電子帳簿保存法への対応に向けた開発も進めているという。
クラウド上にファイルを置いたまま、エクスプローラで直接操作が可能なことから、ファイルサーバーから移行後に操作に迷うこともなく、プレビュー、コメント、ファイルの編集、共有リンク、バージョン管理・復元などの操作が可能。また管理面では「管理者はセキュリティや認証に関する設定やログ調査ができる」と説明した。
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