Special Issue
サテライトオフィス SaaS型グループウェアを独自アドオンで補完 日本企業のニーズを満たしてDXを加速
2022/09/01 09:00
週刊BCN 2022年08月29日vol.1936掲載
サテライトオフィスのセッションでは、執行役員の別所貴英氏が登壇し、「DXを加速する!アドオン導入によるグループウェア改革!」をテーマに講演した。
サテライトオフィスのセッションでは、執行役員の別所貴英氏が登壇し、「DXを加速する!アドオン導入によるグループウェア改革!」をテーマに講演した。
政府が提唱する働き方改革や新型コロナウイルス感染症対策としての在宅勤務を契機に、今、テレワークが当たり前の働き方となった。コラボレーション/コミュニケーション基盤として「Google Workspace」や「Microsoft 365」を全社で利用している企業も多い。
ただ、Google WorkspaceやMicrosoft 365さえあればテレワークを円滑に遂行できるわけではない、というのがサテライトオフィスの考えだ。別所氏は「どちらも米国製のクラウドサービスなので、機能の数こそ多いものの、日本ならではのニーズに応えられないことも多い」と指摘する。
例えば、承認業務ワークフロー。メールの宛先や情報共有の相手は組織別の名簿から選べると使いやすいし、地震などの自然災害への備えとして一斉同報型の安否確認メールと回答フォームも必要だ。
このような“穴”を補完するには、サードパーティー製のアドオンをSaaS型グループウェアと併用するのがベスト。別所氏は「サテライトオフィスとネクストセット(同社の子会社)が提供しているアドオンを使うことで、さまざまな要件を満たす理想のグループウェアが実現できる」と強調した。
ネクストセットが提供しているMicrosoft 365用のアドオン群には、セキュリティ強化、メール強化、情報共有強化の三つのグループがある。セキュリティ強化用のアドオンとして用意しているのは、シングルサインオン、セキュリティブラウザー、大容量ファイル転送など。シングルサインオンアドオンでは、Microsoft 365へのアクセスを人、場所、デバイスなどに基づいて集中制御でき、クライアント証明書の発行を受けることも可能だ。大容量ファイル転送アドオンは、PPAP(パスワード付きZIP暗号化ファイルをメールに添付して送る方法)を廃止するのに役立つ。
また、メール(Microsoft Exchange Online)の強化に適するのが、組織アドレス帳や組織カレンダーなどのアドオン。「Microsoft SharePoint」と、「Microsoft Teams」での情報共有を強化するためのアドオンとして組織ワークフロー、組織ドキュメント管理、安否確認などを用意している。
これらのアドオンの利用料金は全て同じ。ユーザー1人当たり月額100円で1個、150円で2個、200円で3個、300円で全てのアドオンを使うことができる。
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