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ITジュニア通信 2022年8月<第7号> U-15/U-16プロコン開催日各地で決まる 一関では第1回大会開催へ

2022/08/25 09:00

週刊BCN 2022年08月22日vol.1935掲載


 ITジュニア育成交流協会が強力にバックアップして全国に展開している「U-15/U-16プログラミングコンテスト」。今年も徐々に日程が決まり始めました。開催日が確定しているのが13カ所、日程調整中が1カ所、開催調整中が4カ所。1都、1道、11県で計18大会が開催される見込みです。あいにく新型コロナウイルス感染症の第7波が全国を襲っている真っ最中。事前講習会の開催などで苦労されている地域もあるようです。しかし、困難を乗り越え、秋からの冬にかけての大会は無事開催できることでしょう。2022年の目玉は岩手・一関大会。一関工業高等専門学校の千田栄幸先生にご尽力いただき、第1回大会が実現しそうです。まずは作品部門からのスタート。ぜひ、ご注目ください。


 U-15/U-16プログラミングコンテストは、11年9月に北海道・旭川で産声を上げました。「第1回 U-16 旭川プログラミングコンテスト」を皮切りに、現在全国に広がりつつあります。特に競技部門で採用されている「CHaser」はコンテストの象徴的存在です。プログラム同士を戦わせる対戦型ゲームプラットフォームで、コマンドは、わずか16種類。そのシンプルさゆえ、プログラムを学ぶ教材として優れていながら、勝ち負けを競うゲーム性が「学びたい」というモチベーションを高めます。高専生や工業高校生ら先輩が小中学生の参加者に教えるのもミソ。ユニークな学びの循環が大きな特徴です。旭川で生まれた、これら一連の取り組みに敬意を表し「旭川モデル」と呼んでいます。
 
 
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外部リンク

ITジュニア育成交流協会=https://www.ajitep.org/