Special Issue
Chatwork 「Chatwork」で多様な働き方を取り入れる 時間と場所を選ばないコミュニケーションへ
2022/02/10 09:00
週刊BCN 2022年02月07日vol.1910掲載
Chatworkのセッションでは、ビジネス本部コ・クリエーション戦略部の薮内智志氏が、「多様な働き方を取り入れる、Chatworkの活用」と題して講演した。
今、多様な働き方が求められている大きな理由が少子高齢化。「労働力を増やすには、1人当たりの生産性を上げるか、働き手を増やすかの2択しかなく、時間、場所、雇用形態など、多様な働き方を取り入れることが不可欠となる。必要な制度と環境は、企業が準備しなければならない」という。
次いで、心理的安全性について説明。心理的安全性とは、チーム内で遠慮のない発言をしても対人関係が破綻したり、嫌われたりすることのない場所であるとメンバー間で共有された状態。「心理的安全性が高いと、ポテンシャルを最大限に発揮でき、情報共有が進み、提案が活発になる、人材定着率が高まるなどの効果がある」としている。
その上で、多様な働き方を取り入れた際に業務を滞りなく進めたり、人間関係を良好にしていったりするために必要な「コミュニケーション」の手段と特徴を解説した。コミュニケーション手段には、時間を共有し、リアルに意思疎通する「同期」と、時間と場所を選ばず、テキストで意思疎通する「非同期」がある。両者を使い分けることで、最適なコミュニケーションが可能になる。
「非同期のコミュニケーションで、最もお勧めしたいのがビジネスチャット。メールと比較すると、やりとりのスピードが格段に早くなり、迷惑メールなどを受信することもないためセキュリティ面でも安心」と語った。実際、Chatworkを導入した企業から「若手とシニア層の距離が縮まった」「海外拠点の社員との距離感が縮まった」「社員が育児や介護と仕事を理由に辞めずに済む環境が構築できた」との声が上がっている。Chatwork導入で成功する運用ポイントは「グループを細かく分けること」で、まずは簡単なルールを作ることを推奨する。
リリースから10周年を迎えたChatworkは、2021年8月末日時点で32万8000社以上の企業が採用。「シンプル、実績、サポート体制の充実が強みで、大企業や官公庁でも使える高いセキュリティ水準を満たしている。社外のお客様ともつながることができ、レスポンスよく細やかなコミュニケーションが可能になる。1カ月間無料のトライアルも実施しているので、ぜひ試用してみてほしい」とした。
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