Special Issue
日本AMD AMD搭載製品による業務効率化 オンプレで従量制課金を提供
2022/02/10 09:00
週刊BCN 2022年02月07日vol.1910掲載
日本AMDのセッションは、テーマが「今すぐご提案頂ける 急成長するAMDプロセッサー搭載ソリューションを使った業務効率化提案のご紹介」。初めに、日本AMDのコマーシャル営業本部セールスエンジニアリング担当マネージャーの関根正人氏が「今ほどハイパフォーマンスコンピューティングが重要視されている時代はなく、そのニーズに応える」と語った。
また、AMD EPYCを紹介。特に、VDI、DB系での利用に高い価値を発揮できるとし、「皆さんは毎日、クラウドサービスなどを通じて知らずにAMD製品を利用しているかもしれない」とした。開発もロードマップ通りに順調に進み、2022年に量産予定の「GENOA」はソケット当たり最大96コアという圧倒的なCPUリソースを提供する。「ぜひ期待してほしい」とアピールした。
講演の後半は、日本AMDのジェネラルマネージャーコマーシャル営業本部日本担当本部長の大月剛氏が司会を務め、SB C&Sの高橋智春氏と日本ヒューレット・パッカードの山崎浩之氏が参加し、顧客ニーズの変化とソリューション例を紹介するパネルディスカッションを行った。
高橋氏は「HCI、マルチ・ハイブリッドクラウド、従量制課金の提案が増加しており、そのニーズに対応するソリューションとして『HPE GreenLake』を提案している」と語った。高橋氏の話を受けて、山崎氏は「クラウド移行はDX推進に重要だが課題も多い。HPE GreenLakeは、HPEプラットフォームをas a Serviceで提供し、さまざまな場所で各種クラウドサービスも利用できるオンプレのサービスだ。スモールスタートから容易に拡張できる」とメリットを語った。
SB C&Sでも、AMDプロセッサー搭載の「ProLiantServer」を採用したGreenLake with Nutanixのオリジナルモデルを提供。大月氏は「最新技術を生かした製品づくりに取り組むとともに両社とのパートナーシップを推進し、お客様のDX推進に貢献していく」と語った。
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