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日本ネクサウェブ DX時代の「ecoシステム」と「攻めのIT」を実現 UI/UXを変革する統合プラットフォーム「nexacro beyond」

2021/02/12 09:00

週刊BCN 2021年02月08日vol.1861掲載


 日本ネクサウェブ営業本部本部長の川西誠氏は、「デジタルトランスフォーメーション(DX)時代のUI/UX開発・実行基盤~『nexacro beyond』とは~」と題して講演した。

日本ネクサウェブ 営業本部本部長 川西誠氏

 まず、川西氏はコロナ禍で生活様式と働き方が変わりDXが一気に動き出しているとし、「そのDXに必要なものとして、コンピューターとの接点であるUI/UXの変革が必要」と語った。DXにおけるUI/UXの果たす役割は、「ecoシステム(スマートデバイス、ブラウザー、クラウドサービス、ERP、IoTなどで構成)」「攻めのIT(SoRとSoEの連携=バイモーダルIT)」を実現していくことという。その上で、「ecoシステム」「攻めのIT」に必要な要素として、マルチOS/マルチデバイス、マルチブラウザーなど利用者環境への対応、システム間連携、スピードを挙げ、「それを満たすのがUI/UXの開発・実行に特化したUI/UX統合プラットフォームのnexacro beyondだ」と力を込めた。

 nexacro beyondの最大の特徴は、「OSMU(One Source Multi Use)を実現する唯一のフレームワークであること」。必要な言語は、ウェブ汎用のJavaScriptのみで、これによってマルチデバイスに対応したアプリケーションの開発が可能という。

 また、一つの開発ツール、一つのプログラムコードが全ての実行環境で利用できるほか、開発生産性を大きく高めてシステム可用性の担保が可能。UI開発の全てを統括できるツール「nexacro studio」を備え、UI・UXノウハウを凝縮したUIコンポーネントを数多く用意している。

 講演では、nexacro beyondの導入事例として韓国の東レ尖端素材とソウル都市ガスを紹介。さらに、関連製品として、既存のシステムに手を加えずデータを活用できるようにするRobotic Solutionの「XiCRO-WEB」、iPad端末の上で動作するWebアプリケーションに対して、テストシナリオに沿って自動的にテストを行うためのテスト自動化ツール「GHOST Operator」を紹介した。

 なお、nexacro beyondについては、製品デモサイト「ネクサウェブ大学総合病院」をはじめ、公式YouTubeチャンネルや技術情報ポータルサイト「BEYOND TIPS」でも紹介している。

 2021年度には、プライベートオンラインセミナーを開催予定で、導入事例のほか、パートナーとのアライアンス事例、ソリューション連携の事例を披露するという。最後に、「毎月2回、『nexacroまるわかりセミナー』を開催し、nexacro studioの評価版を提供しているので、ぜひ参加してほしい」と呼びかけた。
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外部リンク

日本ネクサウェブ=https://www.nexaweb.co.jp/