Special Issue
<Surface Partner 07>富士ソフト Surfaceと移行支援センターで クラウドシフトを推進 業務課題を解決する提案で差別化
2018/05/07 09:00
マイクロソフトと連携し
移行支援センター開設
1月23日、富士ソフトは日本マイクロソフトと連携し、「富士ソフト Windows 10/Office 365 移行支援センター」を開設した。高野祐一
MS事業部
アライアンス推進室 室長
「『Windows XP』の際にも移行支援を行ったが、当時は守りの移行でサポートが切れるからデバイスを入れ替えるだけだった。しかし、今回の移行ではIT全体の最適化、働き方改革につながる移行を呼びかけていく」と高野祐一・MS事業部アライアンス推進室室長は語る。
石田 将
営業本部
クラウド&ソリューション事業部
MS営業部 部長
廣瀬 晃
営業本部
クラウド&ソリューション
事業部 MS営業部 課長
運用の課題解決につながる
Microsoft 365
業務改善につながる提案は、Windows XP搭載機の入れ替えの際にも行っていた。「Windows XPを利用しているユーザーのなかには、ダウングレード権を行使して、Windows 7搭載デバイスを購入していたにもかかわらず、XPを利用しているケースも多かった。そこで買い替えではなく、眠っている資産を生かしてWindows 7へと移行することを進めたが、その際に自社で開発した移行支援ツール『らくらくアップグレード』を利用して、短時間に移行を実現した経験がある」(石田部長)という。そこで、Windows 10への移行にあたっても、「らくらくアップグレード for Windows」を自社で開発し、スムーズな移行を支援する環境を整えた。自社で開発したツールを使うことで、ユーザーの負担を少なくし、短期間で移行ができる。自社開発のツールの提供は、他のSurface販売企業との大きな差異化ポイントになっている。
ただし、同じ移行支援といっても、XPの時と今回ではユーザー側の悩みが大きく異なっているという。
「XPの時は、クライアント/サーバーを置き換えるために互換性は大丈夫なのかといった点が、移行の課題となっていた。しかし、Windows 10への移行にあたって大きな課題となるのが運用。半年に一度アップデートを行うWindows 10を導入し、どう運用を行っていくのか、悩んでいるユーザーが多い」と石田部長。また、最近ではユーザーから求められる要求のレベルもあがっており、「かつては利便性とセキュリティはトレードオフな関係といわれていた。しかし、最近では両方を実現することが必要になる」と高野室長は話す。
その際、強い武器となるのがMicrosoft 365だ。Microsoft 365では、セキュリティ、運用などの企業に必要なサービスがトータルにまとめられている。これにより、クラウドベースの最新ソリューションの利用が容易になる。
さらに、富士ソフトでは自社でも働き方改革を実践。社外での業務を行う際にどんな問題が出てくるのかといったことを自社で体感したうえで、ユーザーからあがってくる課題解決に取り組んでいる。
「運用における課題は、一つの答えで解決できるものではない」(石田部長)と、ユーザーに向き合いながら課題解決に取り組んでいく。
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外部リンク
マイクロソフト内富士ソフト株式会社ページ=https://www.microsoft.com/ja-jp/business/devices/adr/rs007.aspx
Surfaceページ=https://www.fsi-ms-solution.jp/products/device/surface.html