Special Issue
<Partner Strategies 05>丸紅情報システムズ オンプレミス・クラウド両環境の守りに i-FILTER/m-FILTERが有効 ランサムウェア対策・働き方改革に活用
2018/04/26 09:00
IT基盤ソリューション事業本部
インフラソリューション
営業第一部 部長
山崎僚氏
一つめが「ランサムウェア対策」。フィルタリングカテゴリのカバー率が向上した「i-FILTER Ver.10」でホワイトリスト運用を実現することに加え、「m-FILTER Ver.5」との連携で、URLの偽装判定や添付ファイルの隔離、怪しいURLの自動登録などが可能になり、入口・出口対策が強化されるため、既存のi-FILTERユーザーに対してまずバージョンアップを提案し、その後、m-FILTERの提案を行っていく。中小企業においては、UTMのクラウド型サンドボックス製品と市場を分け合うとみているが、「情報漏えい対策や事後対策などに取り組む企業には、i-FILTER/m-FILTERが有効だ」と、山崎氏は話す。
二つめが「働き方改革」。そのなかでも2通りを考えていて、一つが、中堅企業に向けたVDIを利用したガバナンス重視型の対策だ。本社に出口を集約することでセキュリティ対策を集中させる。この場合、モバイルパフォーマンス管理として「NetMotion」を導入し、i-FILTERはオンプレミス、m-FILTERはクラウドでの導入を想定する。もう一つが、利便性・生産性重視型の対策。とくに、IT管理者がいない中小企業などでは、IT環境をすべてクラウドで用意することが考えられ、クラウド版のi-FILTER/m-FILTERに親和性がある。さらにセキュリティを向上させるうえでは、例えばジェムアルトのクラウド認証サービスや、リモート環境向けにファイル暗号化製品や遠隔データ消去製品といった、同社が取り扱う他の製品のクロスセルにも商機が見込める。
執行役員
IT基盤ソリューション事業本部
事業本部長
小谷真一氏
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