Special Issue
<Success Stories Partner_2>テクバン クラウド拡大で100億円の売上規模へ ネットワークのスキルを生かし他社との差異化を図る
2017/11/16 09:00
今柳田洋士
事業統括本部
クラウドインフラソリューション部
部長
草場陵祐
事業統括本部
クラウドインフラソリューション部
クラウド基盤ソリューション課
課長代理
売上拡大で力を注ぐのが、Oracle Cloudだ。直近では、顧客のプライベートクラウド基盤を、Oracle Cloudに移行させるプロジェクトを手がけている。最終的には、Oracle Cloud上で複数のDBをOracle Databaseに統合することも実施。「当社には、Oracle Databaseの技術者が多い。Oracle Cloudの採用はクラウドサービスを提供するうえで大きな強み」(今柳田部長)という。
今後は、バックアップやバージョンアップ、サーバーの移行などでOracle Cloudを提案していくほか、将来的に無線LANとPaaSを絡めてソリューションの創造など、IoTの観点でビジネスを展開することも視野に入れている。加えて、Oracle Cloudを含むさまざまなクラウドサービス・Oracle Database・ネットワークに長けた技術者が多くいることを活かして、ネットワーク構築やDB移行を含めたオンプレミスからの移行サービスを拡充している。クラウドをキーワードに首都圏が中心のビジネスを各地域のSIerとパートナーシップを組んで案件を獲得することも検討している。今柳田部長は、「Oracle Cloudを当社の“色”として他社との差異化を図る」方針だ。
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