Special Issue
週刊BCNセッション 業務アプリケーションの視点からFinTechを解説 ベンダーと金融機関との連携が深まる
2017/09/21 09:00
週刊BCN 2017年09月18日vol.1694掲載
本多和幸
週刊BCN
記者
さらに、同調査ではクラウド業務アプリケーションと各種レンディングサービスが現在のFinTech市場をけん引しているとの分析結果を発表しており、本多記者はその両方に事業領域が広がるfreeeとマネーフォワードをFinTechのトレンドをけん引するスタートアップ企業としてピックアップ。両社のビジネスモデルや、直近の施策などを紹介した。加えて、両社の台頭が、「既存の業務アプリケーションベンダーにもFinTechの流れを呼び込んだ」と指摘し、勘定科目の自動仕訳機能の実装や、レンディングサービスを前提とした金融機関などとの連携といった動きが、新興のクラウド業務アプリケーションベンダーだけでなく老舗ベンダーの間にも広がってきている状況を紹介した。
このほか、矢野経済研究所の調査でFinTech市場の飛躍的な成長に中長期的に貢献すると指摘されたブロックチェーンについても、国内の市場動向を解説した。
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