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レノボ・ジャパン ビジネスPCの定番が小型・軽量化でさらなる進化 働き方を変えるThinkPad X1 CARBON

2017/06/22 09:00

週刊BCN 2017年06月19日vol.1682掲載

 働き方改革にはさまざまな潮流がある。そのなかで、コワーキングスペースの活用や在宅勤務など、時間や場所にとらわれない働き方をサポートするための多様な提案を行っているのが、レノボ・ジャパンだ。今回はPCや周辺機器などのハードウェアを中心におススメ商品を聞いてみた。

携帯性と作業性のジレンマを解消した「薄型軽量14インチ」

コマーシャル製品事業部
吉原敦子氏

 労働人口の減少が顕著になってきているなか、長時間労働の是正が強く求められている。企業は人材が限られている状況で、一人あたりの労働生産性をより高めるために、働き方改革に力を入れようとしている。 

 こうした取り組みにはさまざまな手段があるが、代表的な例は在宅勤務などのテレワークやモバイルの活用による、場所や時間を問わない働き方の導入だろう。これらを実現するうえでは、社内制度上の課題と並んで、PCをはじめとする業務環境もそれに対応したものにしなくてはならない。例えば、PCをオフィス以外の場所で使うには、持ち帰ったり、常に携帯したりする必要がある。当然、持ち歩く荷物は軽くしたいものである。一方で、作業効率を考えると十分な広さの画面や打ちやすいキーボードもほしい。軽さをとるか、大きさをとるか。どうしたらユーザーが高い生産性を実現できるのか考えどころである。

 このジレンマに対するレノボの提案が、13インチクラスのきょう体に14インチ液晶とインテル® Core™ i7プロセッサーを搭載した、約1.13Kgの薄型軽量大画面モバイルPC「ThinkPad X1 Carbon(X1 Carbon)」である。

 「多くの企業では、デスクワーク主体の従業員にデスクトップPCや15インチのノートPC、外出の多い従業員に13インチ以下のモバイルPCやタブレット端末と、別々の機種を選定している。この場合、場所や時間を問わない働き方といっても、デスクトップPCは持ち出せず、15インチのノートPCを社外に頻繁に持ち出すには重い。一方でモバイルPCやタブレット端末では画面が小さく、作業効率がよくない場合もある。X1 Carbonは、この課題を解決できる」と、レノボ・ジャパンのコマーシャル製品事業部の吉原敦子氏は説明する。
 

伝統の堅牢性を保持しつつ小型化・軽量化を実現


 IBM時代から25年続く「ThinkPad」シリーズは、性能はもちろんのこと、堅牢性や質感などを含む総合的な使いやすさを追求したブランドである。2012年に発売されて以来、X1 Carbonは毎年改良が加えられ、今や同社を代表するノートPCといえる存在だ。17年のモデルチェンジでは、画面サイズはそのままに狭額縁化することで、さらなる小型化を実現。素材にカーボン素材を用いたX1 Carbonは、12項目のMil Specテストにパスするだけでなく、ThinkPadシリーズの伝統ともいえる堅牢性・耐久性に関する試験をクリアし、薄型軽量ながら堅牢性を実現していて信頼性も高い。

 また細部にも配慮が行き届いている。例えば内蔵カメラについては、狭額縁のPCの場合だと画面の下に配置するものが多いのに対し、X1 Carbonでは、顔を正面から写しやすい画面上部中央の配置にこだわっている。そのほか、会議中の議事録作成や新幹線での作業などをしていても入力音が耳障りとなりにくい静音設計のキーボードも特長だ。加えて、17年のモデルからLTEにも対応可能となり、より機動力も高まっているのだ。

ビジネスを加速する充実した純正オプション

 ThinkPadシリーズは、豊富な純正オプションも伝統であり大きな魅力の一つとなっている。これらオプション品は使い方次第で仕事の効率も変わる。例えば、ドッキングステーションの活用。オフィス内で会議に行く、会議から戻るなどの度にケーブル類の付け外しをすることによる時間ロスは、年間で約2日分になるともいわれている。「ドッキングステーションを利用すればそうした無駄な時間の削減につながる」と吉原氏はアピールする。

 また、働き方改革が浸透すると、これまでPCを持ち出す経験のなかった社員にもその機会が増えてくるとみられる。そうなるとセキュリティが懸念事項になる。「外出先でPCを開いての作業では、画面を見られることによる情報漏えいも考えられる。そのような覗き見対策は見落とされがちな部分ゆえに、レノボでは物理的に覗き見を防止できるよう、プライバシーフィルターも各種取り揃えている」と吉原氏。

 さらに、予備のACアダプターを自宅に持つことも重要だ。在宅勤務をした翌日の突然の遠方への出張や在宅勤務の延長などの場合、ACアダプターをオフィスに置いたままでは、いくら長時間のバッテリー駆動時間(X1 Carbonの場合は最長で約15時間)といっても、バッテリー切れとなる不安がある。機動力を損なわないためにも、予備のACアダプターを自宅に持つことは欠かせないのだ。

ゴールは顧客のビジネスの成功

 今日の急速なビジネス環境に追随するには、場所や時間を問わない柔軟な働き方が不可欠である。そんななか、生産性と携帯性を両立したX1 Carbonは、きっとビジネスの成功をサポートする心強いツールとなるはずだ。


 
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外部リンク

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