Special Issue
共創ラボ発足1周年記念イベント「IoTビジネス共創EXPO」を開催
2017/03/30 09:00
週刊BCN 2017年03月27日vol.1671掲載
スピード勝負の「IoT戦国時代」
東京エレクトロンデバイス
IoTカンパニー
福田良平
カンパニーバイス
プレジデント
ベンダーの説明を熱心に聞く来場者
エコモット
入澤拓也
代表取締役
このほか、接客IoTに関するセッションがあり、ドローンを活用したIoTビジネスと農業におけるIoTの利活用をテーマにした二つのパネルディスカッションも実施された。
来場者で混雑していたブース会場
Azureが開発や導入を後押し
ブース会場では、約30の企業や団体などが出展。分析や映像解析など、幅広い分野で業務を効率化できるIoTソリューションに来場者から高い関心が集まっていた。ヘッドウォータースは、ソフトバンクロボティクスのPepperを活用した店舗向けアプリパッケージの「音声認識商品コンシェルジュ for SynApps」を紹介し、同社が得意なソリューションを来場者に披露。Pepperが来店客の顔を覚え、次回の来店時におススメの商品を案内する実演には、多くの来場者が見入っていた。
注目を集めたヘッドウォータースの「音声認識商品コンシェルジュ for SynApps」
イサナドットネットは、測定した血圧や体温などのデータをロボットに転送したり、対話したりできるヘルスケア向けソリューション「Bism」シリーズを展示。紙でデータを管理することが多い介護施設での作業量が、大幅に軽減できる点をアピールしていた。
イサナドットネットは「Bism」シリーズを披露
出展企業の多くからは、Microsoft Azureの安定性やPaaS機能の充実ぶりを評価する声が多くあがった。今後、IoT関連市場は右肩上がりが続くと予想される。開発や導入の面で、Microsoft Azureの役割は、さらに大きくなりそうだ。
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