Special Issue
クレオネットワークスが「Arcserve UDP」でバックアップサービスを統合、サービスレベルの向上を実現
2017/03/22 08:00
バックアップサービスのリスク軽減へ
クレオネットワークスは、ICT基盤サービスプラットフォームの提供を武器に、ICTイノベーションカンパニーとして「お客様のビジネスシーンに新たな価値を与える」をテーマに、常に良質なサービスを追求している。ITサービス管理ソリューション「SmartStage」では、ITサービス管理ツール「SmartStageサービスデスク」、システム運用アウトソーシングサービス「SmartStage IT Outsourcing」、プライベートIaaS サービス「SmartStage N-CLOUD」という三つのサービスを提供。業界の分け隔てなく、多くのユーザー企業を獲得している。サービスの一つ、SmartStage N-CLOUDでは信頼できるセキュアな基盤上に構築されたリソースプール型のプライベートIaaSによって、ユーザー企業の情報システム基盤に圧倒的な機動力と統制力を実現。加えて、情報システムに必要不可欠なハイレベルなシステム運用支援を行う「プロサポートサービス」も提供。メニューの一つとして、バックアップサービスを用意している。
プライベートIaaS サービス「SmartStage N-CLOUD」の概要
五嶋剛部長
5種類のうち一つのバックアップソフトは、定期的にフルバックアップが必須で、動画などのファイルサーバーをバックアップすると、すぐに容量が膨れ上がった。また、データ容量が増えるにつれてバックアップにかかる時間も長くなった。しかも、5種類のバックアップソフトを使っているため、設定作業の時間もかかるといった具合だ。そこで、「バックアップの統合を決断した」(五嶋部長)としている。
データ容量や運用工数の大幅削減に成功
データ容量やバックアップ時間、設定作業の増大を防ぐため、クレオネットワークスがバックアップの統合で重視したのが、データ容量と運用工数の大幅な削減だ。統合したことによって、コスト高になるのも避けたかった。最適な製品・サービスを選定していたなかで、たどり着いたのがArcserve UDPだ。五嶋部長は、「データの圧縮率やバックアップのスピードは申し分なく、使った分だけ支払うという従量制課金ライセンスによって、コスト面でも無駄がなかった」と評価する。「Arcserve UDP」の導入による効果
平野哲チーフ
新しいサービスの創造も
現在、ユーザー企業は120社程度で、サーバー約150台分のバックアップデータを取得している。五嶋部長は、「1か月に数台は増えている」という。顧客満足度の向上を実現したことでユーザー企業が増えているわけだが、業務が煩雑になるようなことはない。平野チーフは、「むしろ、バックアップの業務にかかっていた時間を、他の業務にあてたり、新しいサービスを考える時間にあてたりできるようになった」と強調する。 新しいサービスについては、「BCPサービスでもArcserve UDPを採用することを検討している」とのことだ。現在、東京のデータセンター(DC)から沖縄のDCにバックアップするサービスを提供しているが、このサービスをさらに強化するという。「半年以内には実現したい」(五嶋部長)との考えを示している。クレオネットワークスのBCPサービス。このサービスでもArcserve UDPの採用を検討
クレオネットワークスがArcserve UDPを採用したのは、もう一つの理由がある。「テクニカルサポートが、情報提供はもちろんのこと、フォローもしっかりしている」(平野チーフ)からだ。Arcserve UDP自体のよさに加えて、Arcserve Japanの手厚いサポートが、クレオネットワークスの高品質なサービス提供を下支えしている。
なお、Arcserve Japanではクレオネットワークスのようなサービスプロバイダ向けに「MSPプログラム」を提供している。月額課金の簡単でわかりやすい料金体系で、利用した分だけ支払えばいいというのが最大の魅力となっている。ライセンスは10単位でいくらでもArcserve Japanに請求が可能、最新バージョンをいつでもダウンロードして利用できる。月額料金には、インシデント数に制限なく利用できる24時間365日のサポートプログラム「プリファードサポート」も含まれている。
『サービスレベルの向上が可能なバックアップとサービス』に関するアンケート
http://www.seminar-reg.jp/bcn/survey_service0421
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